他部署と効率よく働くヒントとコツ

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他部署と効率よく働くヒントとコツ

他部署と効率良く働くには、他部署との「ほう・れん・そう」が大事になります。これはどのような仕事でも言えることですが、部署が違えば仮に同じ会社内にいても全く専門分野や職場環境が変わるのです。そのためいつでもスムーズに連絡や相談ができ、何かあれば報告するための手段は確保しておかなければなりません。つまり最初に連絡ツールをしっかりと設置しておくこと、これが重要項目になるでしょう。

その次にやるべきなのが、チームビルディングです。ある程度それぞれの部署の中で役割を決めておき、責任者は誰なのか連絡役は誰なのかを定めておくにこしたことはありません。万が一仕事の最中に問題が起きたとして、全員が好き勝手にバラバラに動いてしまえば事態は悪化する一方となります。落ち着いてチームの中で話を纏め、他部署とのチームコラボレーションで乗り切れるようにしておきましょう。

先程の連絡の話も含めて、ツールの有効活用も軽視してはいけません。特に普段全く関わりのない部署といきなり仕事をしようとすれば、まずどのような人がいてどういう方向性で足並みを揃えるのかを決めることがおすすめです。その際に全員のスケジュールを合わせて1つの部屋で顔合わせをするのは効率が悪く、ツールなどを用いて離れている状態でも取れるコミュニケーション方法を確立させておくのと非常に頼りになります。最近ではスマートフォンやノートパソコンで手軽にオンライン会議ができますし、自宅にいながらリモートコミュニケーションを取れる点も現代の強みです。是非積極的に活用して、より良いチームコラボレーションを実現してください。

人間関係でもそうですが、他部署と効率良く働くには相手のことをしっかりと知ることです。自分が他部署のことを判り切れていないように、他部署もこちらの部署を判り切れてはいません。それなのに当然ここは上手くいくだろうという固定観念や先入観を持てば、実際の仕事とイメージの軋轢が生まれ関係性の亀裂を生む原因にもなります。相手の立場に立つというのはどのようなことでも大原則ですし、部署というチーム同士の関係性についても同じことが言えます。

以上のことから、序盤は連絡ツールとチームビルディングに意識を向け、お互いを知る機会や役割を決める時間を作りましょう。仲が良ければいいというわけではないですが、コミュニケーションの機会が増えれば仕事が捗りやすくなります。なかなか他部署との関係性が上手くいかないという人は、実践してみてはいかがでしょうか。