近年では多くの企業においてリモートワークが用いられるようになりましたが、様々な課題があるのが実情です。コミュニケーション不足や孤立を感じたりプライベートと仕事の切り替えが難しい、正当に評価されているか不安があるなど様々な課題がありますが、その1つとして、モチベーションを維持することができないと言うケースが挙げられます。リモートでも行えるチームモチベーションの維持方法について、いくつかを把握しておくことが大切です。
まず第一に挙げられる事としては、「目標を共有する」ことが挙げられます。目標はリモート従業員でも共有する必要があり、共有することにより企業に所属していることの自覚にもつながります。それぞれの目標設定させ、自主的に取り組めるような環境与えることが重要です。それぞれの目標は努力することで成し遂げられるような目標設定することが重要です。
そして「定期的に結果報告する機会を設ける」ようにしましょう。リモートワークにおいては、なかなか働いている姿が伝わらないことから、本当に正当な評価がなされているのか不安に感じる人も多く見られます。このようなことから結果報告も定期的に行う必要があります。定期的に行うほど効果的であり、例えば毎週金曜日にオンライン会議で結果を報告するなどのようなものを設定し、努力を称える場を作ることが求められます。
そして「視覚的なスコアボードを作成する」ことも重要です。自主性、有能感が感じられれば、モチベーションは上がるはずです。このようなことから目標、そして進歩状況が目に見えてわかるようなスコアボードを作成することが求められます。目標明確に定義し、さらにはその進歩状況を示すことにより、自主的に仕事に取り組むようにもなるでしょう。このスコアボードを活用し人事評価を行うことにより、正当な評価が受けられていると安心する人も見られます。
さらには「定期的に顔を合わせる機会を設ける」ことです。テキストメッセージ、音声通話などで指示を出すだけでは不十分に終わってしまいます。適宜ビデオ通話を活用するなどして、顔を合わせる場を設けることが求められます。顔を合わせて作業することにより、業績が上がると言う結果が出ています。相手の雰囲気もわかり、やり取りする際の緊張、ストレスが軽減され、スムーズに仕事を進めることにもつながります。
また「従業員に対して信頼していることを示す」ことも重要です。日本においてはアプリ監視や在籍確認などでリモートワーク監視を行っている企業も多いですが、従業員に対し信頼を示すことが重要です。信頼を示せば企業に貢献したいと意欲的に仕事に取り組むようにもなります。